忘れないで、おとなになっても。ってどんなゲーム?
忘れないで、おとなになっても。とは、心にしみる昭和シリーズのGAGEXがおくる、街を探索しながら不思議の謎を解いていくシネマティックアドベンチャーゲーム。
ドット絵で描かれた世界でプレイヤーは主人公を操作していきます。
画面に触れたまま行きたい方向にゆびをスライドすると主人公はその宝庫にむかってとことこ歩いてきます。
誰かに話しかけるときは吹き出しが現れた状態で画面をタップするとおしゃべりできます。
おぼえていますか? 少年だった頃。
毎日が冒険だった日々。
おぼえていますか?
あの頃のぼくたちのこと。
そして、あの子のこと。
ため息の出るような、美しくも懐かしいあの頃の街並みを舞台に、ひと夏の不思議な冒険を追体験していきます。
あらすじ紹介
主人公ミナトは慰霊祭に参加するため、母と妹と一緒に町を訪れます。
実はミナトにはこの町で過ごす間にひそかに計画していることがあった。
それは、病気の妹と母を救うため、離婚してしまった父を探すこと。どうやらこの町にいるらしい…。
町で探索していると、ミナトは父の手がかりを見つける。
それは、七不思議ノートというものだった。
ノートに導かれてなんとミナトは父と母が出会ったあの頃へタイムスリップしてしてしまう。それはなんと33年前の世界!
過去の世界へと行きついたミナトは家族の運命を変え、失われた家族を取り戻すことができるのかーー。
1人の少年の、ひと夏の不思議な冒険。
忘れないで、おとなになっても。のおすすめポイント!
ここでは、忘れないで、おとなになっても。のおすすめポイントを紹介します!
ドット絵が作り出す懐かしさと、昭和時代のイベント
忘れないで、おとなになっても。では、中盤以降は33年前の街を舞台にしています。
ドット絵だからこそ生まれるレトロな雰囲気と、昭和時代の子どもたちの多くが体験するようなイベントや街並みにその世代の人たちは絶対にああ、あったね~~~と感動することでしょう!
街から駄菓子屋さん、登場人物に至るまであらゆるところにいろんな要素が含まれています。何も知らないとドット絵なのが雑な作りなのかと予想してしまいますが、プレイしてみて、このゲームの作り込まれようにきっと驚くはず。
わたしも小さい頃のおばあちゃん家を思い出しました。
探索しているときにいろんなところに目を向けると細かく懐かしのかけらが仕込まれているので、眺めるだけでも本当に楽しい!
ヒントが簡単に見れる
忘れないで、おとなになっても。は探索ゲームですがストーリーがメインとなっていますので敷居はそこまで高くないのが特徴です。
難易度もちょうどいいくらいです。
ですがそれでも何をしたらいいかなーとなったときは画面右上の電球をタップ。ここでヒントや次にやることを教えてくれます。
とくに回数制限やアイテム消費等はないので、ゆっくりじっくり遊ぶことができるのがいいですよね!
また、物語を進行するごとに現れる不思議の謎は、画面下のナゾをタップするとリストとして保管されているのが分かります。ナゾリストには七不思議の謎を解くための具体的な方法見ることができるのでとてもスムーズに進めることができます。
謎を解いたら解決スタンプもつけてくれるよ!
こういったストーリーメインの探索ゲームは初心者さんにもおすすめしたいです。
涙なしにはいられない、愛の物語
父から託された様々な謎を紐解いてわかる結末。
もはやゲームというより小説を読んでいる感覚でした。何より伏線の巡らせ方と回収の仕方には素晴らしいと思いました!!
ドキドキしたり、
まさか…!と事実に主人公のようにハッとしたり。
タイトルの忘れないで、おとなになっても。の意味が分かったとき。
涙なしにはいられませんでした。
そういうことだったの…と、まさか本当に泣いてしまうとは思っていませんでした。またゲームに泣かされるとは…!
ちなみにズディは感動屋ではありますが涙腺は割と強いです。涙を流すときは本当によっぽどの時で、映画だと東野圭吾原作の麒麟の翼くらい…
ゲームだと監獄少年、あれもマジ泣きしました。【謎解き】監獄少年をレビュー!ノベルのクオリティがヤバい
多分、家族の愛と友情に弱いんですよねきっと…。
なんと忘れないで、おとなになっても。はまさかのその2つのダブルパンチですよ。そんなん泣くに決まってるじゃないかああああ…!
このゲームは完全無料だからこそみんなに、本当にみんなに読んでもらいたい作品です。
きっと大事なことが見えるはず。
忘れないで、おとなになっても。の残念なポイント
続いて、忘れないで、おとなになっても。のおすすめできないポイントを紹介します。
移動操作がちょっと難しい。
忘れないで、おとなになっても。は、3Dグラフィックとなっています。
実際に主人公のミナトを移動させながら探索していくのですが、これがところどころちょっとだけ難しい…
探索中に壁に引っかかってしまったり、調べるボタンが出てきにくかったり…
苦手な人は画面酔いしてしまうかもしれません。
焦る必要はないゲームなので、少しずつ進めていくのがいいかもしれません。
オートセーブ機能がない
これ!!!注意!!!
忘れないで、おとなになっても。はオートセーブのゲームではありません!
うっかりセーブをし忘れるとまた最初からなんて事件も…(´;ω;`)
これだけは本当に忘れないようにしましょう!
最後に
今回は、シネマティック・アドベンチャーゲーム忘れないで、おとなになっても。を紹介しました!
昭和時代を感じさせるレトロな雰囲気と、まるで小説家のような感動のストーリーが特徴でした。
損はないので、ぜひやってみてくださいね!